DRAKE SPR-4 - BCL RADIO NET

DRAKE SPR-4

DRAKE SPR-4中波短波受信機

一見古めかしいスタイル・デザイン・色ですがアナログ受信機でBCLを存分に楽しめる名機だと思っているのがDREAKのSPR-4です。日本でも正規品として販売されましたが当時の定価が30万円という、簡単には買えない額でしたので流通量は少なめです。

DRAKE SPR-4正面右

真空管式を思わせる外観ですがオールトランジスタ式の受信機です。各バンドごとに水晶振動子を入れて総計24個の実装で150kHz~30MHzまでをカバーすることができます。

DRAKE SPR-4 内部の水晶振動子

回路方式はダブルスーパーヘテロダインで第2中間周波数は50kHzという低い周波数で設計されています。フィルタの特性はやや甘い感じですが激しい混信がなければかえって柔らかい音で受信を楽しめます。もちろんSSB(LSB/USB)の受信も問題なく、キャリアポイントの調整も不要でアマチュア無線の受信も楽しめます。やや感度が低めですが、経年のためか、もともと低いのかは不明ですが、体感できるほどではありません。

内部は意外と空間があり、ノイズブランカやマーカなども水晶振動子同様オプション扱いです。また天板に取り付けるアンテナなどもオプションとして用意されていました。背面のアンテナ端子はオーディオ機器でお馴染みのRCAコネクタです。電源ケーブルのコネクタが特殊なため、本体を手に入れる際は電源ケーブルについても確認しておくことをお勧めします。メインノブやパネルデザインの細部が変更された後期型もありますが大きな違いは無いと考えてよいでしょう。

DRAKE SPR-4内部 DRAKE SPR-4背面パネル

バンドスイッチを合わせ、プリセレクタのバンドを設定し感度を最大にしてメインノブでチューニングをとる、というごく普通の操作方法ですが、側面に取り付けられた大きな楕円スピーカから良い音が流れてきます。外部スピーカでオプションのMS-4もありましたが、なくても十分楽しめます。

DRAKE SPR-4