TRIO R-300 - BCL RADIO NET

TRIO R-300

精悍なブラックパネルにアルミの縁取りがされたツマミが並ぶR-300はLW帯から受信可能なTRIO(現KENWOOD)の受信機です。

TRIO R-300正面パネル

目を引く大きな2つのノブとその左に並ぶカーブを描いた周波数表示窓です。上がチューニング、下がバンド設定(スプレッドチューニング)の表示・機能です。メータと周波数表示は緑色のバックライトで少し暗い部屋で眺めていると良い雰囲気です。

TRIO R-300正面パネル左側

目的の周波数への移動はFRG-7などよりも若干慣れが必要で、見た目に反してやや使いにくいという印象です。その他のスイッチ類などは逆にわかりやすく大きめのツマミが採用されているため操作そのものはスムーズにできます。チューニングダイヤルは大型のフライホイールが使われており、同調操作はFRG-7やSSR-1などとは全く違う高級感のある感触を楽しめます。

回路方式は中間周波数が4MHzと455kHzのダブルスーパーヘテロダインです。メインノブの回し心地が良く、その他のツマミ類も使いやすいように配置されています。目立った機能はありませんが、WIDE/NARROWの切り替え、マーカ(キャリブレーション)、受信モードの切り替えなどは備わっています。

TRIO R-300正面パネル右側

通信機器メーカでもあったTRIOらしく、空きスペースは多いものの、内部には大きなIFT(大きい=Qが高い...と想像)がずらりと並んだプリント基板とともに大きな錘のついたバリコンの軸が見えます。

TRIO R-300底面内部 TRIO R-300背面パネル

R-300のキット版ともいえるQR-666Sというモデルが先行してKENWOODブランドで販売されていました。

  • 受信周波数範囲 : 170kHz~410kHz、525kHz~30MHz
  • 受信可能モード : SSB、CW、AM
  • 大きさ : 362W×169H×322D(mm)
  • 重量 : 約7.6kg
  • 当時の販売価格 : 49,800円