YAESU FRG-7 - BCL RADIO NET

YAESU FRG-7

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YAESU(八重洲無線)、現バーテックススタンダードが販売していたBCL用受信機FRG-7です。正面パネルの色合いやツマミ類がFT-101ラインと合わせてあります。短波だけでなく中波も受信できることからアマチュア無線がメインの人も予備受信機として所有していた人も多いといいます。

回路方式は(Wadley Loop)方式を採用したトリプルコンバージョンヘテロダイン方式で、受信周波数が安定な方式を採用しており、実際SSBなどで受信しても音調が大きく変わるほどの周波数変動はありません。アナログ目盛で5kHz直読可能ですが、ワドレーループ方式独特の周波数の追い込み方(操作方法)で、初めて手にするとやや焦ります。フィルタにはセラミックフィルタが搭載されており、混信にも強く放送をじっくり楽しむことができます。

Sメータは周波数目盛の上に小さなラジケータが取り付けられているだけで、針の微妙な動きも読みにくく、残念な点の一つです。スピーカが正面パネルに取り付けられているため、受信音は明瞭です。前期モデルと後期モデルがあり、後期モデルには周波数の微調整ツマミが追加されています。

通信型受信機に分類されるFRG-7ですが背面のスチールのふたを開けると電池ボックスがあり、単1電池8本で動作させることも可能です。メインノブはFT-101ラインと同じものが採用され、大きめのエアバリコンを回す感触は高級感があります。シックな見栄えと基本性能の良さ、また内部の空間が広く開いていることから改造する人も多く、海外でもフロッグセブンの名で親しまれ人気があります。

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  • 受信周波数 : 0.5~29.9MHz
  • 受信モード : SSB、CW、AM
  • サイズ : 340W×153H×285D(mm)
  • 重量 : 約7kg
  • 当時の定価 : 59,000円

下の写真はFINEツマミがついていますが、PHONEジャックが3.5の小さいタイプで前期後期が入り混じったバージョンです。

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